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歯周病

歯周病予防におすすめの食べ物は何がある?注意する食べ物も解説

歯周病は、歯を支える骨や歯ぐきに炎症が起こる病気で、進行すると歯を失う原因にもなることがあります。歯磨きなどの基本的なケアに加えて、毎日の食事内容も予防に関係しています。栄養バランスの整った食事は、歯ぐきの健康を守り、炎症を軽減できる可能性があります。一方で、食べ方や選ぶ食材によっては、歯周病を悪化させる要因になることもあります。
今回は、歯周病予防に役立つ栄養素や食べ物、反対に注意が必要な食べ物、そして生活習慣のポイントまで仙台市青葉区上杉の歯医者 ルミエールデンタルクリニックが解説します。

 

1. 歯周病予防に効果的な栄養素と食べ物

歯周病を防ぐには、歯ぐきや骨の健康を支える栄養素や食べ物を意識的に摂ることが大切です。ここでは、具体的な栄養素と食べ物について説明します。

①ビタミンC

歯ぐきの炎症を抑える働きがあります。柑橘類やイチゴ、ブロッコリーなどに多く含まれています。

➁ビタミンD

カルシウムの吸収を助け、歯や顎の骨を丈夫に保つ役割があるとされています。魚や卵、きのこ類、日光浴によって体内でも生成されます。

➂カルシウム

歯や骨の主成分であり、歯の土台を支えるうえで欠かせません。牛乳、ヨーグルト、小魚、大豆製品を日常的に取り入れましょう。

④ポリフェノール類

緑茶や赤ワインに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用があり、歯周病菌の増殖を抑える働きがあります。特にカテキンを含む緑茶は、食後に取り入れると口腔内を清潔に保ちやすくなります。

⑤食物繊維

野菜や海藻、きのこなどに多く、よく噛むことで唾液の分泌を促します。唾液には口の中を洗い流す働きがあり、歯周病菌の活動を抑制できる可能性があります。

これらの栄養素をバランスよく取り入れることが、歯ぐきの健康を維持するための基本です。栄養面からのサポートは、歯磨きと並ぶ重要な歯周病予防の一つといえます。

2.歯周病を悪化させる可能性のある注意する食べ物

一見すると問題なさそうに見える食べ物でも、歯周病のリスクを高めるものがあります。以下の食品には注意が必要です。

①砂糖を多く含む食品や飲料

甘いお菓子やジュースは歯周病菌のエサとなり、プラーク(歯垢)の形成を促します。特に間食や夜の摂取は控えましょう。

➁酸性の強い食品や飲み物

炭酸飲料や酢の効いたドレッシングなどは、歯の表面を溶かして歯ぐきの炎症を悪化させることがあります。摂取後は口をゆすぎ、口内の酸性状態を中和しましょう。

➂柔らかい食品ばかりの食事

噛む回数が減ると唾液の分泌が減少し、細菌が増えやすい環境になります。根菜や繊維質のある野菜を取り入れて、しっかり噛むことを意識しましょう。

④アルコールや喫煙

アルコールは体の水分を奪い、口の乾燥を引き起こします。喫煙は歯ぐきの血流を悪化させる要因になります。どちらも歯周病を進行させるリスクがあるため注意が必要です。

⑤塩分の多い加工食品

過剰な塩分摂取は血流を悪くし、歯ぐきの組織を弱める可能性があります。塩辛い食品やインスタント食品の摂りすぎには注意が必要です。

毎日の食生活の中で「食べるもの」「食べ方」を意識することで、歯ぐきの健康状態は変わります。歯周病予防の基本は、口の中だけでなく体全体の健康管理にあるといえるでしょう。

 

3. 食事と一緒に意識したい歯周病予防の生活習慣

食べ物と同じくらい、毎日の生活習慣も歯周病の予防には欠かせません。次のポイントを取り入れることで、口腔環境の維持につながります。

①丁寧な歯磨きとデンタルケア

歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシを活用しましょう。特に寝る前のケアを丁寧に行うことが大切です。

➁定期的な歯医者でのクリーニング

自宅でのケアに加え、3〜6か月に一度は歯医者で専門的なクリーニングを受けることで、歯石除去や歯ぐきの状態チェックができます。早期発見・早期対応が重要です。

➂ストレスや睡眠不足を避ける

ストレスや睡眠不足は、免疫力の低下を招き、歯ぐきの炎症を悪化させることがあります。規則正しい生活リズムを心がけましょう。

④水分補給と口の乾燥対策

唾液は口の中を洗浄する役割があります。水分をこまめにとり、よく噛んで唾液を出す習慣をつけましょう。口呼吸が多い場合は、鼻呼吸を意識することも大切です。

⑤禁煙を心がける

たばこに含まれるニコチンは血流を悪化させ、歯ぐきの治りを遅らせることがあります。禁煙は歯周病予防だけでなく、全身の健康維持にもつながります。

歯周病の予防には食事・ケア・生活習慣の3つのバランスが大切です。日々の小さな積み重ねが、将来の歯の健康を守る力になります。

 

4. 仙台市青葉区上杉の歯医者 ルミエールデンタルクリニックの歯周病治療

仙台市青葉区上杉の歯医者 ルミエールデンタルクリニックには日本歯周病学会・歯周病専門医が在籍しており、軽度〜重度の歯周病治療を行っています。

 

日本歯周病学会・歯周病専門医の資格は更新が必要であり、更新のためには学会での発表や研修会の参加など、新しい知識や技術の習得が必要です。そのため当院では歯科医療の進歩に合わせた歯周病治療をご提供しています。

また、院内で症例発表や研修会を毎月行っており、歯科医師、歯科衛生士、スタッフ一同がより良い治療を提供できるよう努めています。

 

歯周病治療は歯周病の進行度(重症度)によってすべき治療内容や治療期間が変わってきます。また、歯周病は一度罹患すると「完治」はしない病気です。そのため快適な生活が送れるレベルに症状を抑えるためには歯科医院で行う治療(CURE)とメンテナンス(CARE)、患者さんご自身がご自宅で行うメインテナンス(CARE)の両軸が大切です。

患者さんとのコミュニケーションを大切にし、患者さんのライフスタイルやライフステージに応じた治療やメンテナンスをご提案いたします。

 

歯周病治療は長距離走です。仙台青葉区上杉の歯医者 ルミエールデンタルクリニックは患者さんが健康的なお口を取り戻すまで伴走し続ける歯科医院を目指しています。

 

▼医院ホームページ 歯周病治療紹介ページ

https://lumiere-dental-clinic.jp/service/periodontal/

▼歯周病治療専門サイト

https://lumieredc-perio.com/


まとめ

歯周病予防は、歯磨きや定期的な受診に加えて、食生活の見直しから始まります。ビタミンCやカルシウムなどを含む食材を意識的に取り入れ、砂糖や酸の強い食品を控えることで、歯ぐきの健康を守ることができる可能性があります。また、よく噛む習慣や禁煙、睡眠の質を整えることも、歯周病の進行を防ぐうえで大切です。

歯周病や口内の健康についてお悩みの方は、仙台市青葉区上杉の歯医者  ルミエールデンタルクリニックまでお問い合わせください。

 

監修

甲田 恭子
院長/歯科医師・歯学博士

日本歯周病学会専門医・指導医
日本臨床歯周病学会認定医
日本歯科保存学会専門医・指導医
臨床歯科麻酔管理指導医
日本口腔衛生学会専門医
日本歯科医師会生涯研修認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
第一種歯科感染管理者
キャリアコンサルタント

福岡県立九州歯科大学 卒業
東北大学大学院歯学研究科 博士(歯学)

安久 修平
副院長/歯科医師・歯学博士

日本歯周病学会認定医
臨床歯科麻酔管理指導医

東北大学歯学部 卒業
東北大学大学院歯学研究科 博士(歯学)

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